時刻は夕方4時半。ロッテリアで軽食をとった。朝どっかり食べたから今までもったけど、私達は昼ご飯を食べていない。空きっ腹に食べたハンバーガーは大変美味しかった。
食べながら、藤君の携帯が鳴った。苫小牧の防災警報のメールだった。苫小牧のいろんな地区に大雨警報(?)が発令されたようだった。“苫小牧にこんな日は滅多にない…” 藤君や鈴木先生が言っていた言葉がいよいよ現実味を帯びてくる。今日のライブは時間通り行われるのだろうか。まぁでも多少時間が押したとしても大丈夫だ、私は苫小牧に滞在しているので、何時に終わっても徒歩で帰れる。
開演の6時半までまだ1時間あったので、私達はカラオケに行った。先日、活性の火実行委員のコと一緒に来たカラオケボックス。北海道のカラオケボックスは人数2人でも広い部屋に通されて、これが普通だと言う。贅沢ね。関東じゃ2人では普通あそこの1/3以下のスペースで、あれはパーティールームだ。関東と言っても東京と神奈川限定かもしれないが。しかも料金すんごい安いの。関東で “会員30分80円1ドリンクオーダー別” ならまずまずって感じだけど、それ以下でした、さすが北海道!
カラオケボックスから出ると、なんと雨は上がっていた。水溜まりだけに気を付けて ELLCUBE へ向かう。扉を開けると受付に原生さん(活性の火実行委員長)がいた。ドリンクカウンターにみほこさんもいた。昨日までまるで『メンテナンス中』だった空間(活性の火期間中、スタッフの休憩所&物品庫と化していた)が、素敵なロビーに変わっていた。
藤君を誘った時に「初ボイガルだからチケット代おごるよ!」と言ったら「おごってもらうなど申し訳ない」と言われたんだけど、結局ロッテリアで出してもらっちゃったから、やっぱり私が2人分払った。浮いたお金でボイガルのCD買ってあげて!
開演時間をちょっぴり過ぎたけど、まだ始まらなかったので藤君に傘をあずけてトイレに行ったら、その瞬間にボイガルSEが流れ出した。ぎゃぁ。タイミング悪っ! 私は急いで飛び出て前のほうに走っていった。藤君はサイドで見ていた。THE BOYS & GIRLS は野外の大きなステージに立っても堂々と立派な感じで感動するけれど、ライブハウスのこぢんまりしたステージに立つととても大きく見えて格好良いんだ。本当にライブハウスが似合うバンドだ。これからどんどん売れて人気が出てしまっても、たまには各地のライブハウス廻って欲しいなぁ…と思ってしまう。
THE BOYS & GIRLS の他に4バンド出演したのだけれど、どのバンドもやはりライブハウスのステージがとても似合うバンドだった。どのバンドもメンバー全員が輝いていて、演奏もすごく良くて、本当に素晴らしいイベントだった。ボイガル以外のバンドは、ほとんど曲も知らない状態で行ったにもかかわらずとても楽しめた。どのバンドのCDも欲しくなったが、あいにくもうそんなに現金を持ち合わせていなかったので、彼らのレコ発ツアーのためにシンゴさんが他のバンドを集めたっていう、今回のイベントの基となった「人性補欠」という鹿児島のバンドのニューアルバムを買った。
そうそう、バンド転換の時間に、お客さんに声掛けられたの。活性の火でマイクのコード捌いてたスタッフのかたですよね?って。Twitterに写真あがってましたよね、あれ良い写真でした、ボランティアスタッフお疲れさまでした、ありがとうございました…って言って下さって本当に本当に嬉しかった。だって彼女のために直接何かしてあげた訳でもなく、これと言って役に立てた訳でもないのに、たまたまボイガルファンのかたが撮って下さった写真に写ってたってだけなのに、スタッフを代表してお礼言われるなんて運良すぎでしょ!
あと、終演後にシンゴさんにも「活性の火スタッフもお疲れさまでした、お世話になりました、ありがとうございました」と声掛けていただいた。
真面目に感無量でした。こんな夜は二度と来ないかも。
ろくに返事もできなかった私をどうぞお許し下さい…(i_i)
それから、今日で本当に最後だから、お世話になった方々に挨拶して回って…いつだったかに読んだ本に “一度握手した人とは距離が離れても基本的に一生繋がっていられる、すなわちテレパシーも有り得る” みたいな内容が書かれていて、私はバカみたいにそれを信じているんだけど…笑…だからとにかく握手しまくった。
誰と握手して、誰と握手しなかったか憶えていない。この滞在中に出逢ったみんなにまた必ず会えますように…と祈りながらみんなとお別れした。
あと、藤君がボイガルのCDを買ってメンバーにサインをもらいに行った時、シンゴさんがサインした後、藤君の肩を叩いてはっきりと「ありがとう、また来て!」と言ったのが傍から見ていてとても嬉しかったんだよね。その時藤君結構酔っ払ってたけど憶えているだろうか…(・_・;)
さてさて、すごい天気だったけど良い一日だったなぁ…と余韻に浸っていると「今日、何時まで大丈夫ですか? 僕は何時でも大丈夫です」と藤君に言われた。酔った勢いで、このまま帰るつもりはないらしい…!! 疲れていたが、まぁ帰ってしまえば藤君とはしばらく会えない訳だし、明日はもう帰るだけだから、風呂さえ入れればこのままオールしても良いかな…とも思った。「とりあえず何か食べたいよね? お腹空かない?」と聞いたら「カラオケ行きましょう♪ 持込OKですから、コンビニで夕飯買ってカラオケで食べましょう♪」となり、そういう事に決定した。一日は長い!
藤君は民謡や演歌がとても上手だった。北島三郎の曲とか、妙に味のある歌い方をして、まさか20代前半の若者が歌っているなんて誰も想像しないだろう。これならNHKのど自慢で確実に鐘が鳴るねって褒めた。いや、お世辞ではなく本当に上手いんだゎ。そうこうしているうちに藤君は「誰も知らない曲入れても良いですか? 歌えないけど気にしないで下さい!」と意気込んで、すっごいマイナーな曲らしき曲を入れた。ボイスチェンジなる機能を駆使して、なんだかひとりデュエットっぽいぞって思ったら、次の曲ではマイクを置いて踊り出した! なんだかその曲には振付がされているらしい。藤君曰く、とある日にオタクがみんなで集まって踊るそうだ。藤君はとにかく一生懸命に踊っていて楽しそうだ。確かにみんなで集まって踊ったら、私一人の前で踊るよりも格段に楽しいだろうな。藤君はお寺で2年間修行したというだけあって落ち着いていて、精神論とか説くし、植物と会話し、政治の話もできて、待ち合わせの時間にも遅れないから、私より全然大人な感じがしていたけど、この時ばかりは《あぁ〜やっぱり20代前半の平凡な若者だったゎ〜》とついついニヤけてしまった。
で、ありがとう、また会おうねって別れた。神奈川、県行ってみたいですって藤君は言ってた。
神奈川に来たら、横浜ではなく江ノ島を案内しよう、と私は言った。
私は横浜にはあまり行かない。お店もころころ変わるし、見所をあまり良く知らないのだ。かと言って江ノ島を知り尽くしている訳でもないが、高校生まで藤沢市の学校に通っていたため江ノ島の地には多少思い入れがある。小学1年生の初めての遠足も江ノ島だったし、高校3年生の卒業アルバムのクラス集合写真も江ノ島で撮った。
良いですね〜と藤君が言った。
藤君を乗せたタクシーを見届けてふと気付いた。
そう言えば肝心の藤君と握手してないぞ…笑。あかん! テレパシーが通じないじゃん!
帰り道、日付変わって午前1時回っていたが ELLCUBEの前を通ったらまだ灯りが点いていて、中で人が動いていた。立ち寄って最後の最後に記念撮影。ELLCUBEのスタッフの皆さんと。カメラマンの女の子、活性の火で一緒に作業したんだ! 撮ってくれてどうもありがとう♡
最高の夏をありがとう!
また来るよ、苫小牧。


0 件のコメント:
コメントを投稿