2015年9月20日日曜日

鳩ヶ谷の夕暮れ

2015年9月20日



神奈川県から東京都を飛び越えて埼玉県にやって来た。
InbiZiburuという苫小牧のバンドが鳩ヶ谷に来ているからだ。


バンドのライブを観に、札幌に行った事はあっても、埼玉県に来た事はいまだかつて無い。埼玉県に行くバンドならば、たいてい東京都も回っているから東京で事足りるからだ。


でも、まずはお金の心配に関してはチケット代まぁまぁ安め?だったし、往復の交通費もチケット代の2倍にもならなかったしでクリア。次に時間の心配も、とりあえず夜10時半に会場を出たとしてもその日のうちに家に家に帰れる事がわかりクリア。埼玉って意外に近いのね。


人気グループのライブコンサートで「東京公演取れなかったから埼玉アリーナまで行ってくる! 埼玉チケット取れてマジラッキー!」っていう友人がいて、随分と熱心な!と思ったものだけど、さほど遠くはなかったのだな…。









埼玉高速鉄道というのが地下を通ってる。私が乗った電車は鳩ヶ谷駅止まりで、途中ウトウトしてたけど多分一度も地上に出てないと思う。鳩ヶ谷駅も地下の駅だった。


地上に上がって行くと、天井にぽっこりドームがくっついていて、螺旋階段に子供達がいた。面白い駅だ。










ドームのある駅舎、地上から見るとこんな感じ。










まだ開演前だったし、めちゃくちゃお腹が空いていたので、駅前の やまとや というお店でサンマの塩焼き定食を食べた。それが、激うま。サンマは新鮮さが感じられたし、茶碗蒸し美味し。それから味噌汁がすっごく美味しくて、出汁がきいてて、イワシ?がまる1匹入ってたゎ。美味しいワケだゎ。御飯も、漬物も、モヤシの和え物も、大根おろしも、カボスも全部美味しかった。


サンマ食べるの超久しぶり。今のマンションに引っ越してから、まずガスコンロが据付で魚焼きが付いてないから魚買わないし、焼き魚食べたの7月の苫小牧以来かも。仕事を辞めてからは、職場の食堂でサンマ定食を食べる事もなくなってしまっていた。










“やまとや” という名前だけに、うちの大和市に移転してほしい!




そして会場である鳩ヶ谷FINDへ。苫小牧ELLCUBEと同じく、地上にステージがあるタイプのライブハウスだった。東京は地下型多いけどね。着いた時やってたバンドのギターが、ストラトボディなんだけど、ピックアップがリアに1個しか付いてなくて、ノブも1個で、だからボリュームだけでトーンは付いていないんだろうな…って思ってスゴイ気になった。“うちは究極の味に調節してるんで、麺の硬さやスープの味の調整は承ってません” っていうラーメン屋みたいに “この楽器は最も美しい音が出るところで調整してありますから、余計なものは一切付いていません” ってギターなのかなぁ…カッコイイ!!




で、暗さに目が慣れてきたら、InbiZiburuのメンバーも客席(席は無いけど)からステージを観ているのがわかった。大きな会場になると一般の客席とは別に「関係者席」が設けられていたり、楽屋から画面で観てたりして、出演者と一般客が完全に分けられている事が多いけれど、小さめなライブハウスではみんな一緒に観ていてなんか良いよね…って小さめなライブハウスに行く度に思う。1ステージ終わって転換になったら、ベースの中野氏が私に気付いて「どーもっす! 遠いところありがとうございます!」と声をかけてくれた。











InbiZiburuのベースの中野氏と出会ったのは、今年の8月25日、私が活性の火のボランティアで苫小牧入りした日だった。苫小牧駅前で実行委員のメンバーに迎えられ、荷物を置いた後すぐさま駒澤大学にテントを借りに行く車に乗った。助手席に私が乗り、ELLCUBEから誰かを乗せて、約束の時間ギリギリだという事ですぐさま車は駒澤大学への道を急いだ。コンビニに寄る時間もない!という切迫した感じで、後ろに乗った人が誰なのかも知らされぬまましばらく走ったところでやっと、後ろに乗っている人がELLCUBEスタッフの中野さんという人だと教えられた。中野氏はその時に「仕事で東京には何度も行った事ありますけど、住みたいとは思わないっすね、だって空気がドブの臭いするんすよ」と言っていた。東京の空気がドブ⁈ そんな臭くないだろ‼︎ とその時私は衝撃を受けたが、話を聞いているうちに、渋谷とかのライブハウス周辺の飲食街やホテル街のあの細い路地の事を言っているのだろう事がわかってきた。確かに、都会のライブハウス周辺の路地は臭いかも。あそこは遊びに行くところで、日常的に暮らす場所ではないよね…笑。


で、彼は活性の火の準備にあたっての中心人物で、毎日一緒に作業をする中で、遂にInbiZiburuというバンドのメンバーである事を知ったのである。InbiZiburuの音源は、私がボランティアスタッフをするきっかけとなったボイガルのラジオ番組『ボロドンバーン』で活性の火の事が紹介された際に “苫小牧地元で精力的に活動している注目のバンド” として紹介されていたのである。そのバンドのメンバーとごくごく普通に一緒に作業していたなんて、その事を知った時には本当にびっくりしたものだよ…笑。


しかし活性の火の時には、残念な事に彼らのステージを観る事ができなかったのだ。

苫小牧から帰る日に、中野氏にその事を告げると「今月中旬に俺ら埼玉のライブハウス行くんで、良かったら観に来て下さいよ」と言う話になって「東京都を飛び越えて埼玉⁉︎ いや遠いでしょ…笑」って答えたんだけど、遂に本当に来てしまったよ。






彼らは今日、苫小牧を発って飛行機で来たらしい。そして明朝2本目くらいの飛行機で苫小牧にトンボ帰りするらしかった。勿論今夜はオールらしかった。さすがバンドマンはタフだなぁ! 関西空港のベンチ泊だった時の話も聞いた。男は良いなぁ! 男性のみのバンドは、そういうとこ楽で良いよな。「関空泊は一度経験したほうが良いですよ」と中野氏が笑った。「女性は危ないだろ…笑」って彼らの友達が言って、でも私も大学生の頃なら2晩くらい寝なくても全然いけたものだったよ…懐。






そして、肝心な彼らのステージだけど格好良かった。出演バンドの中で一番良かったな。彼らはジャンル的にはラウドロックとかハードコア寄りで、私は最近は歳のせいか(⁉︎)あまりそのての音楽を聴かないんだけど、彼らの演奏はとても良かったよ。彼ら北海道の様々なライブハウス廻ってライブしてるみたいだし、活性の火でもメインステージのトリを務めるくらい演奏技術力あるもんね。と言うか、ハードコアとかって技術力ないとただの雑音になってしまうから音楽的に聴けたもんじゃないと私は思う。そんな私もハードコアバンドに所属していた若かりし頃があったのだよ…笑。





でCD買って、サインの話で盛り上がって帰って来たんだけど、なんと帰りの電車の中で寝てもいなかったのに苫小牧での事、いろいろ思い出して懐かしんでいたら乗り過ごしてしまったのだ((((;゚Д゚))))

しばらくしてからやっとおかしいと気付いて、反射的に「あれっ!」と叫んで両隣に座ってた人を驚かせてしまった…苦。

しかしながらさすがは東京、迂回ルートでなんとか終電でめでたく最寄駅まで辿り着けた!

本当に良かった…(^ ^;)











たとえ数日間でも行動を共にした仲間のステージって、何やら大変感慨深いものがある。





FINDを出る時、中野氏とボーカルの中原氏が「来年も(活性の火の時には苫小牧に)また来て下さい。スタッフでも、そうじゃなくても良いんで是非!」と手を振ってくれた。中原氏は活性の火の当日のまとめ役が本当に適任だったと思う。Tシャツに無線機の姿が鮮明に思い出される。もっとも彼がInbiZiburuのボーカルだという事は8/29当日まで知らなかったのだけれど。





InbiZiburuの皆さま、これからもずっとお元気で。また会う日まで〜。










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